都市環境問題・環境法務の相談
街なかに住んでいると,近くで生活している人や,工場や高層マンションなどの建物,それに車の交通量などが住環境に大きく影響してきます。その中で,下記のような問題が生じ,耐えられなく感じることがありえます。
- マンションの隣の部屋の騒音・振動・悪臭がひどくて,気になる。
- 近隣の低周波音のために,夜も眠れない。
- 隣にできた工場の悪臭がひどい。変な化学物質が出ているのか,体調も悪くなった。
- 近くの古い会社の建物が解体されることになったが,解体中の粉じんにアスベストが含まれていないか不安に思う。
- 隣で高層マンションの建築計画があることがわかった。建築の際の騒音や振動が心配だし,建築後に日当たりが大きく遮られないか心配である。
- 近くにある山の開発計画が持ち上がり,山が削られてしまうことが分かった。自然がなくなり,住環境が悪くならないか心配である。
- 購入予定の土地に土壌汚染があることがわかった。どんな対応策が考えられるか。
以上のような問題がある時は,当事務所へご連絡ください。
化学物質や悪臭,騒音などの問題については,法律で規制基準や環境基準が定められていることがあり,それらの基準に違反していることが分かれば,行政機関を通じて一定の対応を求められる場合があります。
また,そのような基準がない場合でも,健康被害が著しいような場合は,加害行為の差し止めや損害賠償を求める裁判を起こすことなどが考えられます。
その他にも,特別法の手続きを使って対応することなども考えられますので,どのような対応策があるかについて,当事務所まで一度ご相談ください。
なお,上記の環境関連の問題への対応のためには,廃棄物処理法,土壌汚染対策法,悪臭防止法,騒音規制法,大気汚染防止法などの各種環境関連の法律を適切に用いる必要があります。
環境問題による被害を訴える個人の皆様には,これらの各種法律を踏まえた対処方法をアドバイスさせていただきます。
また,上記各種法律に違反している点がないかの検討を希望される事業者の皆様にも,事情をお聞きした上でアドバイスいたします。